「お、俺とつき『嫌』」
校舎裏でのありがち風景を目の当たりにしてしまっていた
相手は幼なじみの
実は片想い中だったりする
だけど、にその気が全く無いらしく、告白した男子はことごとくフラれていた
「またフったんかいな」
『おー光やん(笑)うちが興味ないん知っとるやろ?』
「お前それでも『女ですー』切るなや…」
『やって光、長いんやもん』
「はいはい、さん早う行くでー」
『あっ!ちょい待ちぃや!』
興味ない扱いされてるやつらには悪いけど、と幼なじみって得しとるなぁーって思う
でも、俺が告っても同じ反応されて、そんで興味ない人の中に含まれてしまやろう
俺は結局、臆病なんや…
「そのうち、欲しくてもできやんくなるでー?」
『だいじょーぶ!いざとなったら光にもろて貰うから☆』
「は?」
『は?ちゃうで?やって、他の奴らよりうちのこと分かってんやん』
そんなお前に、期待してしまう
「そりゃそやけど」
『それでも一緒にいてくれてんねんから、光
やったら大丈夫な気ぃすんねんなー』
さりげなく、心に突き刺さり
体中に溶け込んでいく言葉
まるでそれが当たり前のように
『光は、うちのこと嫌いなん?』
笑顔のお前に言えることは…
さすらいの惑星に
(僕が終止符を打とう)
「さりげなく告白か?」
『うっ…///せやかって…』
「安心しぃや、俺のことめっちゃ好きやから」
end by 纏こよみ 様
よつばみち参加、ありがとうございました!
短い駄文ではありますが、また参加させていただけたらなと思います☆
background by 七つ森 様